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自遊学校。
2005年08月31日 (水) 00:07 | 編集
大月町の竜ヶ迫という小さな集落にある廃校の小学校を活用したお宿。
ホームページで見て以来、
これは間違いないとずっと心に留めていた場所。

下の集会所に車を止めていざ坂道を上がると、
枝で描かれた「自遊学校」という文字が目に入る。
そして、見渡すと程良く手入れされた一面の緑の運動場と
これぞノスタルジーの原点ともいうべき趣き深い平屋の木造校舎。



やさしく手を加えた内装。
手作りの案内たちが
ますますこの「場所」を象徴しているような気がする。
田舎の生活の中で、
何がこの場所らしいのかをよくわかってらっしゃる。
作り込んだ感じが全くないのにこの完成度。
「こだわる」という域をはるかに超え、
これが「普通」なんだと主張しているようにも思えた。

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最初は素泊まりの予定だっだが、
「他で食べるならうちで食べていったら」というお言葉に甘え、
夕食を急きょいただくことに。もちろん大正解。
この場所で食べることがなによりも価値のあることに思えた。

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そして食後は、校舎の一室で映画の上映会。
「ウエストサイドストーリー」を一緒に観る。
ご夫婦のこんな飾らないお人柄とおもてなしが何より心地よかった。

夜はランプだけで過ごすのが自遊学校のルール。
照明は一切なしの徹底ぶり。
この建物にはこれくらいがちょうどいいというのが
ご夫婦の価値観なんだろう。

日常を忘れて、ご夫婦と生活のリズムを共にし、
同じ時間を共有するには、これだけの距離があって当たり前。
リピーターが多いのもうなずける、そんなお宿だった。
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