もったいない、日々のきおく。
捨てられないもの、捨てられない記憶・・頭にぽつんと浮かんだものやこと。
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笑顔、笑顔の秋祭り。
2005年10月11日 (火) 01:46 | 編集
その日は室戸方面へ。

時期的に秋祭りラッシュな一日。
佐喜浜八幡宮大祭へ潜り込む。

鳥居をくぐると、屋台に群がる子どもたち。
そして更に奥へ進むと、桟敷席で大人たちが宴会。
人の流れも何もないこの無秩序感に
タイムスリップしたかのような感覚を覚える。
参道脇から酔ったおばちゃんの高笑いが聞こえてくるかと思えば、
子どもたちの無邪気に走り回る姿があったりと、
ここは世代を越えた地域の交流の場。

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桟敷席は区画ごとに番号があり、グループで借りて、
一日飲んで見て楽しむというシステム。
聞いたところでは5間分で1日2万5千円。
色とりどりのフラフで囲われており、
区画ごとに色も模様も素材もバラバラ。
決まりも気負いもなく作られたその感じが
逆に独特の雰囲気を醸し出していて面白い。

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2時半を過ぎた頃、まず御輿がやって来る。
普通に通り過ぎるかと思いきや、こっちへ向かってくる。
これは危ない。よそ者はこれだからいかん。
急遽桟敷席に上がらせてもらい、見物することに。
もうお祭りの日は無礼講。ビールや枝豆が次々と振る舞われる。
地元の人と同じ目線になって楽しめることが
地域の祭りの一番の醍醐味。

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御輿の後は獅子の舞。
「噛め~!」というやじが飛び交う中、
獅子は桟敷席の見物客に襲いかかる。
獅子に入っているのは、地元の今時の若い男子。
茶髪の男の子が地元のお祭りでしっかり大役を果たしている姿は
ほんとに男らしくて、格好よくて、その心意気に惚れ惚れする。

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そしてにわかが始まる。
にわかは江戸時代から伝わる民俗芸能の芝居で、
佐喜浜俄は国の無形文化財にも指定されているそう。
白塗りの化粧の役者が、
その年に起きた町内の出来事や社会事象を
ユーモアたっぷりに演じるというもの。
前日に仕立てたにわか仕込みの芝居だから「にわか」なのだとか。

DSC03461.jpg

地元のおんちゃんの話から、郵政民営化の問題まで、
地元から社会全体へと幅広い話題展開。
観客も出演者にお酒を振る舞ったり、
やじをとばしたり、大笑いしたりと一緒に演じている感覚。
これだけ地域が一つになっている祭りを
直に見たのは初めてかもしれない。
また来年も訪れたいと思わせる、人、祭り、地域だった。
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